2019
12/07
土

「パチンコ台の傾斜や寝かせはどのように見分けるのですか?」
確かに、傾斜や寝かせは、回転率に大きく関わり、結果として収支にも影響してくるのです。
しかしながら、重要な部分であるものの、大半のユーザーが見ていない部分でもあります。
そこで、今回は傾斜(寝かせ)の重要性とステージ調整のバランスについて解説していきたいと思います。

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ーパチンコ台の傾斜(寝かせ)の測り方とは?ー

寝かせとは、傾斜というからには、台の傾きのことを指しており、実は、ホールに設置された台には、微妙に傾きがあるのです。
具体的には、私たちが台と向き合った時、「手前側に傾いているのか?」、もしくは「奥側に傾いているのか?」の2パターンがあるのです。
もちろん、これは釘のように見た目で判断することができないので、打ってみるしかないのが現状です。
なお、どのように影響していくのかは、以下の項目に分けて解説していきます。
・パチンコ台が手前側に傾いている場合はどうなる?
・パチンコ台が奥側に傾いている場合はどうなる?
・現実的にパチンコ台の傾斜(傾き)を測る方法とは?
ーパチンコ台が手前側に傾いている場合はどうなる?ー

寝かせがどのように影響するかというと、上記の画像のように、ヘソ(命)釘への入り具合が変わってくるのです。
冒頭の「ハの字」になっている命釘は、玉が赤枠と青枠では青枠のほうが入りやすくなります。
釘が「ハの字」に広くなっているので、手前側が広いからであり、当然のことです。
つまり、釘の状況から考えると、玉がなるべくガラス側(手前側)を通ってくれたほうが良いのです。
そして寝かせとしては、手前に傾いているほうが玉が入りやすくなるということになるのです。
ただ、難しいことに単純に手前に傾いているほうが良いのかというと、また違うのです。
ーパチンコ台が奥側に傾いている場合はどうなる?ー

逆に寝かせが奥のほうへ傾いている場合は、ステージの真ん中奥に玉が行きやすくなります。
具体的には、ステージに乗った玉がゆらゆらして、中央の奥に頻繁に入る場合のパターンになります。
通常であれば、ステージからの玉は高確率で入賞するわけです。
しかし、場合によっては、肝心のステージからの玉が入りにくくなったりという現象にもなります。
やけにはじかれたりするような台は、傾斜が悪い可能性も高いのです。
つまり、この場合は通常ルールからの玉は入りにくくなるが、ステージ入賞がしやすくなると言えます。
ーパチンコ台の傾斜(傾き)を測る方法とは?ー

先にも書いたように、寝かせとは見た目ではわからない部分ですので、体感での判断は難しいのです。
また、傾斜及び寝かせとは、かなり絶妙な加減となることがわかります。
そして、寝かせの具合である傾斜を計る場合は、ほとんどの場合は、実際に打ってみるしかないのです。
ただその中でも、打たずに寝かせを測る方法としては、「水平器」を使用することでしょう。
ここまでやっている人もいませんが、プロの中には、パチンコ稼働の際に水平器を持ち歩いている人もいるのです。
もし、回転率を少しでも上げたいと思うのなら、小さい水平器を一つ持ち歩いて、寝かせ及び傾斜を測ることも勉強ですし、感心で良いことでしょう。
ーパチンコ台のステージ性能の見分け方とは?ー

ステージが優秀であるかどうかは、同様に実際に打って確かめる以外にありません。
良い例として、ステージのクセや性能もありますが、(傾斜)ネカセが良い台というのは、画像のように玉がステージで止まったりすることもあります。
具体的には、ステージで玉が左右に往復した末に真ん中の穴によく入る台がもちろん良いのです。
つまり、そのような台は機種を問わず「ステージ性能が良い」、「ステージのクセが良い」などと言えます。
さらに、良い台だと真ん中の穴に「ガコッ」と当たって途中で止まり、穴に入っていくこともあるのです。
機種によっては、ステージ性能が超重要なものも存在しています。
ーパチンコ台のステージ奥になかなか入らない原因とは?ー

ステージへの玉は主に、ワープからと自力乗り上げの2種類となります。
双方ともに、真ん中や奥に玉が入らない台はというのは、ステージで玉がゆらゆらもせず、ポロリとすぐ落下します。
また、ワープからのステージ入りやステージへの自力乗り上げにおいて、玉の勢いが弱いことも大きな影響があります。
総じて、このような台は、寝かせやステージ性能が悪いことも多いのです。
ですから、基本的に回転率アップの期待ができませんので良い台ではありません。
よって、通常ルートからの玉の入り具合が悪ければ、その時点で早々に見切っても構わないと考えます。
ーパチンコのステージ止めはしたほうが良いの?ー

ステージに玉が乗り、奥に行ってくれる場合は、寝かせや癖が良い台となります。
ですので、ステージに玉が乗ったら打ち出しを止めたほうが良いのです。
ただ、ステージ奥に入るが、玉が一定数こぼれる場合があります。
これは、命釘が悪いというのが主な原因で、非常に惜しい台ではあります。
ですが、総合的に考えても胸を張って言えるほどそこまで良い台というわけではありません。
特にステージに入って、奥に入った玉が命釘直前でこぼれてしまうというのは、打ち手の精神衛生上もよくないのです。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・寝かせが奥に傾いている場合はステージ奥に玉が向かいやすくなる
・寝かせが手前側に傾いている場合は通常ルートからヘソ入賞しやすくなる
・ステージの良し悪しを見極めてステージ止めをきちんと行うことで回転率アップが図れる
なお、打ち始めた際には、寝かせやステージ具合を銀玉の動きで見ることも大切なことです。
もちろん、他の釘の状態も重要となりますが、これらを知っておくだけでも、かなりの戦力アップに繋がることは間違いないのでしょう。
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