2019
11/21
木

「パチンコは本当に確率なのでしょうか?収束するのでしょうか?」
おそらく、パチンコをやっているほとんどの方が疑問をもっているに違いありません。
結論からいうと、「パチンコは確率なので収束はする」のです。
ですが、パチンコの場合の収束を単純に考えていては、痛い目を見る可能性もあるのです。
そこで、今回は、確率や収束について、検証を交えて解説をしていきたいと思います。

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ーパチンコの確率は収束するのか?ー

繰り返しになりますが、確率は収束をするというのが数学となります。
ただし、確率は試行を重ねなければ、それらを積み重ねて計らなければ証明することができません。
サイコロの1/6ですら、数回試したところで「1/6だ」とは証明できないのです。
これはパチンコの確率でも同じことで、長く根気よく統計を取っていく必要があります。
多くの方が「収束するはずのものが収束しない」という問題を抱えて、この記事をご覧になるかと思います。
ですが、この問題においては、明確な答えを出すことは不可能かもしれません。
なぜなら、一番には自分自身で統計を取り、検証する必要があるからです。
他人のデータなども信用ができないとも思いますし、気になるのであればぜひ検証してみることをおすすめします。
ーパチンコの確率が収束する証明は出来るのか?ー

また、この確率に関する証明において、お店側の経営や運営を考えれば、容易にわかるのではないかと思います。
なぜなら、パチンコ店はパチンコ台のスペックから計算された調整にて成り立っているからです。
パチンコメーカーのお客は、パチンコ店なのは周知のことでしょう。
つまり、メーカー発表の確率は、パチンコ店が利益が出て運営できるようにも作られているのです。
この確率が間違っていて収束もしないとなれば、それはお店も利益が得られず、大問題になるのです。
実際に、お店が締めても締めても利益が上がらないというスペックに対するクレームもあるくらいです。
このような台は、リコールで稼働停止になったり、メーカーへ回収されたりしたことも過去にあったのです。
ーパチンコの確率は絶対に収束しないと思う人が圧倒的に多いの?ー

「パチンコの確率は本当かどうかも怪しいし、絶対に収束などしないよ」
パチンコユーザーの中ではこのような意見が非常に多く、確率は収束しないと思っている人が圧倒的に多いのです。
基本的に1/100がきっちり1/100になるということは、ほぼ無いと考えると収束しないというのも一理あるのです。
ですが、そもそもとして、これは収束するしない以前に、「何をもって収束とするか?」も曖昧なのです。
また、確率を信じられないとスペックやボーダーラインなどもすべてデタラメになり、立ち回りもめちゃくちゃになってしまうのです。
ついては、勝つための思考や実践がスタートもしないということになってしまいます。
ーパチンコの確率と収束への向きあい方とは?ー

「1/100の機種が500回転当たりなしだから、これが収束するのなら出るはず」
こんな風に思っている方も少なくありませんが、これは間違いになります。
パチンコの抽選は独立していて、毎回転抽選確率は同じです。
そして、その機械の回転数を重ねるのは、私たち人間である打ち手です。
つまり、確率の試行するのは打ち手なのです。
ですから、収束や結果は機械ではなく、打ち手にすべて跳ね返ってくることを覚えておきましょう。
ーパチンコは本当に確率なのか?【シミュレーション】ー

「パチンコの表記確率は本当なの?」
収束云々の前に、パチンコが表記されている確率かどうかも検証する必要があるでしょう。
検証において、現行の中でおそらく一番良いのが「ちょいパチ」でしょう。
初当たり確率も超優しく、確率や収束の確認とともに、比較的に早くサンプルが取れるのではないかと思います。
というわけで、「ちょいパチCR弾球黙示録カイジ(初当たり確率は1/39.9)」にてデータを採取してきました。
【結果】
通常回転 471
当数 25回
回転率 28.13(40個/R)
回転単価 7円
投資 500個
回収 1955個
ーパチンコの確率サンプルシミュレーション結果は?ー

実践結果は、こんな感じになりました。
それでは、実践値と理論値を比較してみましょう。
【検証1】 初当たり確率
理論値1/39.9→実践値1/27.7
(ちなみに、コミコミ確率(電サポ含めたプレイ)では、実践値1/30.68)
【検証2】 平均連チャン数
理論値1.92連→実践値1.47連
【検証3】 トータル確率
理論値1/20.8(22.6回)→実践値1/18.84(25回)
【検証4】 期待値(期待差玉)
理論値+3297円(差玉+824個)→実践値+5820円(差玉+1455個)
ーパチンコの確率の収束は本当かどうか機能しているのか?ー

一応、上記よりパチンコは表記確率で抽選しているのかなという感じは理解いただけたかと思います。
ただ、収束に関しては、この結果は試行回数が足りてないので現状で、参考程度にしかなりません。
よって、人それぞれで、この結果が収束しているといえば、していますし、していないと言えばしていません。
つまり、収束においては正解がない状況です。
ただ、検証において、ミドル、ライト、甘デジと比較しても、分母の軽いちょいパチは、”かなりマシなデータ”だとは思います。
また、パチンコユーザーの大半が”初当たり確率”しか見ていないかと思いますが、やはり、一番はトータル確率を重要視すべきと言えそうです。
ーパチンコの確率の収束22000回転シミュレーション結果は?ー

ちなみに、ツイッターでは、上記のように統計の数値をつぶやいていたりします。
実際に実践を続け、数ヶ月かけて得たデータになります。
甘デジで22000回転では、かなり信頼度の高いデータを得ることができました。
時間がかかるし、大変かとは思いますが、収束に関して主張があるのであれば、自身で検証してみるべきです。
また、重要なこととして、体感的に確率をとらえようとしているのであれば、確率を信じることなど一生不可能だと言えます。
パチンコの確率とは、数値をある程度累積していってこそ見えてくるものでしょう。
ーパチンコの確率収束に必要な試行回数とは?ー

冒頭でサイコロの話をしましたが、比較するとパチンコの分母はとても大きい値になります。
そして、それなりに試行回数が必要なのです。
この試行回数は、分母の300倍~400倍は必要と言われており、タイプ別で分類すると以下の通りです。
・抽選確率1/40(ちょいパチ)→12000~16000回転
・抽選確率1/100(甘デジ)→30000~40000回転
・抽選確率1/200(ライト)→60000~80000回転
・抽選確率1/300(ミドル)→90000~120000回転
また、上記の試行回数においても、確実なものではなく、ほぼ理論値の近似値になるという認識になります。
なお、収束の答えを見出すためには、現実的に考えても、ちょいパチが一番良いでしょう。
ーパチンコの確率の収束は都市伝説レベルなのか?ー

「パチンコの確率なんて、収束しないじゃないし、ただの都市伝説だ!」
そもそもちょっと、回したくらいで、収束うんぬん言い出すのはナンセンスなのです。
なぜなら、一般的に考えても試行数が数万やそれ以上の単位をこなして、やっと語れる程度だからです。
まずは、断片的な実践においては、収束することよりも、「収束に向かっている」と思うことが先決かもしれません。
ですから、例えば、終日実践で3倍、4倍などのハマリを喰らって5万円くらい負けたとしても、収束へ向かっている(近づいている)ことになります。
むしろ、短期的な実践においては、メンタル面や自己管理などの観点からも「収束などしない」と考えるほうが良いでしょう。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・パチンコの確率や収束は自分自身で検証やシミュレーションしてみると良い
・短期的にでは確率は収束しないと考えておいたほうがメンタル的には良い
・パチンコの確率と収束は体感ではなく、試行回数が必要でデータを積み重ねてこそわかる
収束への基本的な部分は、この記事である程度でも理解していただきたいと思います。
なにより、パチンコの収束とは簡単なものではないことがわかります。
そして、確率というのは、上下にブレることは周知かと思いますし、それはパチンコでも同様です。
「収束しないこと」と「当たり欠損」は密接な関連があると考えますし、これによって嘆くことや悩むこともあります。
ですが、逆に収束しないことがうれしい場合もあるはずです。
つまり、そこには「展開や結果が思い通りにならない」という自分の都合が大いにあるのではないかと思います。
なお、確率の収束については基本的なことを別記事で書いていますのでそちらも参考にしてください。
パチンコの確率はいつ収束するの?【超重要】当たり欠損を喰らっても勝つ為に知るべきポイント
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