
「パチンコは、一台でタコ粘りするよりは、1000円ずつカニ歩きしたほうが良いのでしょうか?」
結論からいうと、カニ歩きは辞めたほうが良いのです。
いわゆる、オカルトと呼ばれるものを立ち回りに取り入れてしまうと、長い目で勝ちにくくなってしまうのです。
そこで、今回はこれらのメカニズムや現象について解説していきたいと思います。

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ーパチンコはカニ歩きしたほうが勝てるの?ー

確かにタコ粘りするよりは、カニ歩きをしたほうが勝てる場合もあります。
ですが、もちろん、勝てない(負ける)場合もあるのですし、しかも、連敗である負け続ける時もあります。
この負けた場合において、自分自身に対してどのように説明し、納得できるでしょう?
ちゃんと納得できる説明ができなければ、カニ歩きなどの立ち回りはやるべきではないのです。
つまり、結果論ではいくらでも言えてしまい、結果が出てからでは遅いのです。
「パチンコで粘ったらハマって負けたから、カニ歩きをしてみたら勝てるようになった」
しかしながら、ずっと、カニ歩きで勝てるはずもなく、そんなに甘いものではないことは重々承知かと思います。
そうすると、またコロコロやり方を変えて、負の連鎖におちいってしまうことになるのです。
ーパチンコはカニ歩き打法の意味とは?ー

パチンコのカニ歩きとは、一台一台を少額ずつ回していき、台移動を繰り返すという戦法のことです。
一見では「数打ちゃ当たる」ように確かに、これが成功する場合もありますので、意味があると思ってしまうかもしれません。
しかしながら、例えば一つに「少額とはいくらか?」が単なるの打ち手の都合でしかないのです。
言い換えれば、勝てるかどうかの一番重要な部分が漠然としたもので適当なのです。
大事なことですが、カニ歩きをしたとして、「一台も引っかからなかったらどうするんですか?」ってことなのです。
こんなことに頼っていては、お金がなくなりますし、なかなか勝てなくなるのも当然の話なのです。
ーパチンコの朝一からのオスイチ狙いとは?ー

「朝一からなら、オスイチ狙いでカニ歩きは良い?」
オスイチとは、1回転目などのいわゆる”自分が打ち始めてからすぐ当たること”です。
さらにオスイチ狙いとは、カニ歩きの代表的なもので、朝一台のゼロ回転から打っていき、早い回転数で当たる台を狙っていこうというものです。
これらも上記の説明に似てしまいますが、「オスイチって何回転まで?」ということなのです。
同様に基準は打ち手によって違いますし、自己都合でしかなく、適当なものなのです。
朝一オスイチ狙いで数回転ずつでカニ歩きをしたとして、「次の人がすぐに当たったらどうすんですか?」って話なのです。
ーパチンコの実用的なカニ歩きやオスイチの方法とは?ー

パチンコのカニ歩きやオスイチの戦法として、根拠ありきで実用的な立ち回りもあります。
それは、朝一の潜伏確変狙いです。
朝一のランプの点灯具合で確変状態の判別が可能な機種もあり、それらを狙うというちゃんとした戦法です。
ですから、朝一からの本格的なオスイチ狙いとしては、潜伏確変狙いが唯一の有効な戦法でしょう。
むしろ、カニ歩きとはいかなくても朝一オスイチ狙いとしてあるのはこれが唯一の戦法だと考えます。
なお、スロットでは朝一のメリットが大きい場合もあるのでカニ歩きも有効になりやすいと言えます。
ーパチンコはオスイチが多く感じる理由とは?ー

「じいちゃんやばあちゃんは、1000円で当たるし、オスイチが多くない?」
「常連ばかり、オスイチで当たるし、おかしくない?」
私たちの脳裏には、他人のオスイチはとてもよく印象に残るものです。
まして、その台を自分自身が打っていて辞めた後となると、誰しも良い気分がしないのは人間の心理というものです。
ただ、本当に皆がお座り1回転で当たるなんてことが頻発しているわけがありません。
つまり、自身がオスイチが多いと錯覚していたり、思い込んでいるだけに過ぎないのです。
ーパチンコでハマリ台狙いのオスイチは?ー

「これだけハマリを喰らっているのだから、そろそろ出そうだ」
こんな感じでハマリ台狙いというのは、始まっていくはずで、ハマリを喰らっていて捨ててある台のみを打つというものです。
これらも上記の説明より、同様に成功する場合もありますが、勝つということには意味を持ちません。
肝心な話、実際にそろそろ出そうだと思って打ち始めても、そこから、さらにハマってしまうことも日常的にあります。
つまり、自分が当たらない時もあるのですし、さらに、そこで自分が離れて次のお客がすぐ当たってしまえば、より最悪な結末と言えるでしょう。
要するに、このような勝負をしていると、退き際も分からなくなり、結果的に大負けを繰り返すことにもなりえるのです。
ーパチンコはカニ歩きとタコ粘りはどっちが良い?ー

実際問題として、カニ歩きとタコ粘りどちらが良いのかというと、タコ粘りのほうが良いのです。
ただし、これは釘が良い台という勝てる根拠が前提条件になります。
というのも、私たちが立ち回る上で、必ず、根拠(勝算)がなくてはなりません。
なぜなら、体感や感覚での台選びなどの立ち回りをしてしまうと曖昧で漠然としたものになり、的が外れた勝負となってしまうからです。
なお、粘ったほうが良いという理由については、別記事にて書いていますので、そちらのほうを参考にしてみてください。
パチンコは勝ち逃げするべき?粘るべき?【徹底解説】長期的なプラス収支を実現するために重要な思考
ーパチンコのカニ歩きやオスイチ蔓延する傾向や理由とは?ー

実は、こういったオカルト的なことが通用しやすいというか、蔓延する機種というのはだいたい決まっています。
それは、「人気のある機種」や「安定性の高い機種」で、機種名を具体的にあげると、海物語シリーズや北斗無双などです。
人気機種はそれだけ打つ人が多く、それだけ体感的に感じる人も多くなるためであり、逆に他の不人気な機種は話題にも上がらないのです。
また、安定性の高い機種は浮き沈みが小さいため、展開や収支が打ち手の意思に近い沿い方をしやすくなるのです。
とくに、海物語シリーズでは某氏の「オスイチ打法」などは、かなり流行ったりして有名になったのもご存知の方も多いかと思います。
なにより、蔓延する一番の理由は、パチンコユーザーのほとんど方が稼働時間が少ないことも大いに関係があると考えられます。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・カニ歩き打法やオスイチ狙いは成功する場合もあるが根拠がないため、頼るのは危険
・カニ歩きやオスイチは、実はパチンコの抽選の仕組み上から見ても、総じて意味がないがやるかどうかは個々の自由
・パチンコで勝ちたいならば、カニ歩きではなく、釘の良い台で出来るだけタコ粘りをすることをおすすめする
カニ歩き打法やオスイチ打法と言えば、谷村ひとし氏が有名なのはご存知でしょう。
ただ、彼は、「オカルトである」と公言していますので、それらをまともに信用するに値するかは言うまでもないと思います。
カニ歩きやオスイチの立ち回りもあやまった認識を捨てて、どのように活用するかはあなた次第です。
そして、ちゃんとした根拠ありきで、立ち回るならそれは当然のように良い結果が得られるはずでしょう。
関連記事:パチンコの抽選の仕組みやタイミングとは?【超重要】大当たり確率の完全確率と独立試行
関連記事:パチンコで当たらない人は運(ヒキ)が悪いだけなの?【解説】オカルト思考は今すぐ捨て去るべき
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COMMENT
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No.1402 Re: 名無しんさん
いつもどうもですm(_ _)m
とりあえず、横取りしたと思われるは嫌なので、その人が打ってる台は避けますが、それ以外はまったく気にする必要はないかと思います。
本当の勝ちキャラで「ライバルが現れて自分の縄張りだから入ってくんなよ」的な人はさすがにいないと思いますので…。
台は一般のお客や釘が良ければ同業同士でかぶることもよくある話です。
その際にいざこざになるかというとそうでもなく、他の台を探すだけです♪
というのも、ジグマと言えば、ちょっと前までの自分でした。
ライバルや同業がきてもウェルカムですよ♪
というわけで、同業を気にするよりも、一般の常連さんの迷惑にならないようにや箱を積むなどしてお店側に気を遣っていくほうがベターだと思います。
それにしても、名無しんさんがそこまで気にされてるということは、かなりイイ人と見えますね(^^;)投稿者:導★案♪ 2017/11/18 (土) 18:45
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No.1403
回答有り難うございます。 勿論暗黙的な事は分かりますが… でもやはり自分は基本台は早い者勝ち(抽選)だと思ってます。 あとマーク屋的に思われたくはない。 そんな葛藤があります(笑) ただ朝一確保した台に向かうと、後ろで腕組みして自分の顔を確認して去って行った時は少し不愉快でしたね。 勿論揉め事は嫌ですが、そこまで気使いしたくないですね (笑)
投稿者:名無しん 2017/11/20 (月) 03:23
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No.1404 Re: 名無しんさん
こちらこそどうもなのですm(_ _)m
なるほど、実際にそんな経験があったのですね。
後ろで腕組みして…となれば、正直、自分も不快です。
あからさまな態度が立ち振る舞いにあらわれる人は、”自分の台”だと思っているかもしれません。
また、この類はいざこざにも発展する可能性があるとも思いますので、あんまりひどいようでしたらこちらが手を退くしかないですよね。
内心では、台を取られたくらいで「器が小さいし、臨機応変に立ち回れなくて情けない人」だなとも思うわけですが、できるだけ関わりたくないのもまた本音です…(^^;)投稿者:導★案♪ 2017/11/20 (月) 20:49
No.1401
ホールによっては、ジグマみたいな人がいます。 そういう場合どう対処してますか? 遠慮しますか?